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役割を変えて


ミリタリーウェアには、国ごとに「性格」のようなものがあります。


アメリカ、イギリス、フランスでは、設計思想も佇まいもまったく違う。


その中で、フランス軍の服はどこか静かで、抑制が効いていて、合理的です。



pilot leather jacket


マルタン・マルジェラやcomoli、a.presseなどのデザインソースにもなっている名作


機能から生まれた、完成された形



フランス軍パイロットレザージャケットはその名の通り、1960年代から80年代まで、フランス空軍のパイロットたちに愛用されていました。


  • 短めの着丈

  • 操縦時の可動域を考えたパターン

  • 防風性、運動性の高いラムレザー

  • シガーポケット、ギア収納


そこには「格好良さ」を狙ったデザインはほとんどありません。すべてが用途から逆算された結果として存在しています。



 


フランス軍の服は、どこまでも淡々としています。


必要なものは入れる。

不要なものは入れない。


その割り切りの良さが、結果として非常にクリーンで、抽象度の高いデザインを生んでいます。


レザージャケットなのに、不思議と気負わず羽織れるのも、このデザインのおかげかもしれません。



a.presse look 2024
a.presse look 2024

良いデザインは、役割を変えて生き続ける



空の上で使われていたジャケットも、

戦場で使われていたパンツも、

今は、地上の日常の中で使われている。


それでも、その価値は失われていません。


良いデザインは、役割を変えても生き続けます。




 
 
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