top of page

"じゃない方"の名品

イタリアの名門、C.P.COMPANYの洋服といえば、真っ先に思い浮かぶのは「ゴーグルジャケット」や「メトロポリス」。いわゆるテックのアイテムが再注目されています。



しかし、今回ご紹介したいのは、そんな「主役」の影に隠れた、いわば「じゃない方」の名品。 

むしろ「じゃない方」がこのブランドの魅力です。

創設者マッシモ・オスティが現地のミリタリーに影響を受け、服を本格的に作り始めたラインがC.P.COMPANYです。その後実験的なラインとしてご存知STONE ISLANDへと枝分かれすることになります。


つまりC.P.COMPANYの本質はテックではなく、むしろ古典的な洋服、クラシックにあります。実際初期のアイテムはほとんどクラシックなアイテムを作っていました。



この野暮ったさというか、無骨な男らしさにCPの本質が詰まっているような気がします。少なくとも洗練された今のイメージのブランドではないですね。


昨今では商業化、ラグジュアリー化の流れを受け、両ブランドともアイコニックなテックのアイテムばかり注目を浴びるようになりました。ほんとに美味しいところはそっちじゃないんだよなあ、なんて思いながら最近のC.P.COMPANYやSTONE ISLANDを見ています。


(そのレンズいるかなあ…)


当店ではビンテージのC.P.COMPANYをご紹介します。「こんなのも作ってたんだ」となるようなクラシックなボタンダウン。80年代、マッシモ・オスティ本人によるデザインです。




どことなくアメリカのボタンダウンシャツのような、リラックスしたシルエット。サラッと羽織るだけでも雰囲気が出ます。イタリアでこのラフさは珍しいかも。柔らかいオックスなので、洗いざらしで着てもらいたいですね。


オスティ本人期のアイテムにはタグに「ideas from massimo osti」と入ります。本人期は80年代までで、以降のアイテムには付かないので見分けやすいポイント。


イエローとグレーのストライプの色使いにはヨーロッパらしさを感じます。ありそうでない色使いですよね。


初期のアイテムのほうが、オスティの思想が色濃く反映されている気がして僕は好きです。一見普通のアイテムですが、色使いやオックスの洗いのかかった生地感、気の抜けたシルエットに彼の遊び心を感じます。これからも本人期のアイテムを引き続き集めていけたらなと思っています。


女性が大きめに着ても可愛らしいのでユニセックスでの着用もおすすめです。



[STYLE SAMPLE]

tops: 80's C.P. COMPANY "multi stripe shirt"

bottoms: STUDIO NICHOLSON "PYAD"



 
 
bottom of page