
更新日:4 日前
部屋、愛用品、価値観、日常、旅。
「AT THE ROOM」はファッションのみならず、ライフスタイルの奥にある“暮らし”を見つめる連載。
第2回は「一人旅のすすめ」。
行きたかった場所には一人で行くのが断然おすすめです。旅の主役がその土地の風土、人になり、誰かと行く旅行とは感じ方が大きく変わります。
これまで伊豆諸島やフィンランド、スウェーデンを回りましたが、一人旅故の出会いや出来事があり、どれも鮮烈な体験でした。
今回はスチールの撮影も兼ねて冬の奥日光・中禅寺湖へ向かいました。

奥日光へのアクセスは東京からスペーシアに乗って東武日光駅まで1.5H。思いの外近いので日帰りにもおすすめです。駅はそれほど観光地化されておらず、商業施設も数えるほど。定番の観光地より人が多すぎないこともあり、落ち着く街並みです。

一キロほど歩くと、日光東照宮と参拝道が見えてきます。


この時期の日光は東京と比較して-4°ほど。
まだ少し肌寒いですが、春らしさを感じる景色です。
途中東照宮でフジテレビの取材を受けたのですが、「歴代徳川家の将軍を答えてください」と言われ、恐ろしくなってそそくさと逃げ出しました。ちょっと面白いこと言えばよかったなと後悔してます。一人だと道を尋ねられたり、声をかけられる機会も増える気がします。
さらにバスに乗って1時間ほど移動すると、中禅寺湖、戦場ヶ原、奥日光エリアが見えてきます。



この地域まで来ると標高1200mほど。袋がパンパンに膨らみます。気温は日中でも-8°、風も相まって体感温度は-14°でした。平地では春ですがこれほど寒いとは。外を歩くのも厳しい寒さですが、冬にしかみられない中禅寺湖の景色は圧巻でした。

観光客が行かないような場所にあえて行ってみると、逆にその土地のリアルを感じられたりします。ギリギリやれそうなクマ。

地域によって服も変わります。奥日光の人々は当然あったかそうな服装をしています。服はおしゃれとか以前に、寒さを凌ぐ道具だからです。その道具の中にも個性が見えるのが服の面白いところだと思います。生活に根付いた洋服は、その人にとっての必然性があってなんだか魅力的に見えます。
たまにはふらっと一人で遠出してみるといい刺激になります。特に何もしなくても意外と楽しめます。自分一人なので予定も自由自在。日常生活の時間のほとんどがとても狭い環境を行き来していることに気付かされたりします。
何も考えず一人旅、おすすめです。




